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新・余部橋梁 |
ちょっとネタが無いので、過去の写真をアップします。 今回は、新・余部橋梁。 鉄道写真も、かつてほど情熱が湧いてこなくなりましたが、ふと思い出すのが、餘部なんですね。 今頃、どうなっているのでしょうか? ちょっと気になったので、これまで撮影した写真をまとめてみました。 |
余部新橋梁開通当日。暴風の中で、深夜から錆取り列車が数往復、運転されました。
華やかなはずの一日ですが、私にとっては本当の意味で全てが終わった一瞬でもありました。
西行きの回送列車が2本通った後、一番列車が運転されました。
切符は買いましたが、結局乗る気になれずに見送ることに。
一番列車が静かに静かに橋梁を渡っていきました。
もうあの鉄の音は聞こえてきません。列車が渡っているのかどうか分からないほど、軽い音がしました。
海岸に降りて、「はまかぜ2号」を見送ります。
この車両、早朝に豊岡から鳥取へ回送されましたので、実質2回目の走行となります。
というか、列車自体がどこにあるのかじっくり見ないと分かりませんね。
周辺自治体の首長が集まり、開通式が執り行われました。
「出雲」号無き今、鳥取県側にとっては不本意な開通ではなかったでしょうか。
子供たちによるくす玉割り。旧鉄橋と比べてどのように見えているのかな?
手作りのお神輿。
子供たちが引っ張って町内を練り歩きました。
夜にはライトアップが行われました。
有志が出資して実現したこのライトアップ、夕暮れ時に神秘的な色を放ちました。
橋脚だけ残っていた旧鉄橋もだんだん崩されていきます。
つい最近までここから鉄橋を撮影していたのが信じられません。
夕暮れ時の新橋梁。旧鉄橋が何とも周囲と調和していたことか。
スーッと走り去っていく列車。注意していないといつ走ったのかすら分かりません。
下からだと車体の多くが隠れてしまうため、撮影はちょっと難しそうです。
このポイントも木々に閉ざされていくのでしょうか。
このように撮影したら、旧鉄橋を走っているように見えるかな?
思い出すのは、旧鉄橋のことばかり。この無機質なコンクリート橋が現実として受け入れられません。
定番撮影地から撮影してみました。海からの反射でアクリル板が輝き、車体が隠れてしまいました。
これだけ強い反射があったのかと思うとともに、もうこのポイントから撮れないという寂しさがありました。
旧鉄橋を最後に渡り、新橋梁を最初に渡った旅客列車・キハ181ですが、
この車両の運行も間もなく廃止になることが発表されました。
この蛇行が新橋梁の特徴と言われていますが、とってつけたような印象があるのは否めません。
この橋梁、どうしても愛せません・・・
黄砂の中を行くキハ181の回送列車。出場はこれで最後でしょうか。
俗称「スーパー俯瞰」に新橋になってから初めて登ってみました。
「勝手に変な名前を付けんでほしい。」と地元の人々には不評ですが、確かに言われてみれば変ですね。
慣れというものは恐ろしいものです。
この尾根を登るのは何年ぶりでしょうか。
荒れ放題なのかなと心配していましたが、思ったよりも道筋は残っていました。
いつの間に伐採したのか、途中に新ポイントも誕生していました。まだまだ撮影者が登っているようですね。
そして・・・青い海にコンクリート橋・・・やはり鉄橋が無いと寂しいですね。
長く閉ざされていた「お立ち台」がようやく一般に開放されました。
キハ181「はまかぜ」も間もなく廃止になるということで、大勢の撮影者が訪れていました。
風景と橋梁の明度差が激しく、現像時に増感及びコントラストを下げて調整。フィルムだったらアウトでしたね。
「はまかぜ」としての最終日。毎日走っていたこの列車も餘部から去ることになります。
そして、新型「はまかぜ」。今の日本はこんなチープな風景しか作れないのでしょうか。
さよなら列車。キハ181が餘部を渡るのも、この復路が最後の最後です。
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