残照に赤く染まる鵜川の棚田

2011/05/15　JR西日本　湖西線　北小松−近江高島　[CanonEOS5DMark2 EF70-200F4.0 1/160Sec F4.0 ISO500 +1.0増感 RAW]

今年はお天気が悪くてあまり撮影に行けませんでしたが、数少ない撮影の中で最も感動した光景は、この鵜川の夕景でしょうか。 太陽が沈み、どんよりとした風景が広がり始めた頃、棚田の水面がうっすらと赤く染まり始めました。 そして、やってきた寝台特急「日本海」。最高の風景の中を、最高の列車が駆け抜けて行きました。 太陽は山の向こうでも、光が回ることもあるのですね。 その直後、風景は色彩を失い、青色と化していきました。

荷物を片づけると、大分暗くなってしまいました。ヘッドランプがなければ、歩くのはちょっと難しいです。シカの遠吠えが時々聞こえてきます。 でも、あまり恐怖感はありません。 夜の山中も大分慣れてしまいました。むしろ居心地が良いくらい？ いずれにしても、一番怖いのはやはり人間かな・・・?