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光の海を行く

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2009/10/04 JR西日本 東海道本線 高槻−島本 [CanonEOS40D EF24-105F4.0LIS 0.4Sec F4.0 ISO1600 RAW]

日没後、良い空の色で撮れる時間帯というのはわずか5から10分くらいです。ただし、鉄道写真の場合は暗すぎる場合が多く、列車そのものを流すか、車両を追いかけるしかありません。 この日も最初はカメラを三脚に固定していましたが、ちょうどいい暗さになったと思ったら、列車を止めることのできるシャッター速度が得られなくなってしまいました。 そして、流し撮りに切り替えても、分刻みで感度が上がり、いよいよ私にとっての流し撮りの限界ともいえる0.4秒に到達。これ以後は「光跡」となってしまいます。 今更、レンズの暗さを嘆いても仕方ありません。眼下を走る列車が「日本海」であることが分かるように撮れるかどうかに意識を集中しました。 そこにようやくやってきた「日本海」。もはや「日本海」であるかどうかは窓明かりでしか識別できません。こんな暗い時期に来たことを後悔しつつシャッターを切りました。 ところで、夜のこの場所はちょっと不気味ですね。この日は(も)高槻俯瞰の主とも言えるお方がおらたので良かったのですが、一人だったらとてもリラックスしてシャッターが切れなかったことでしょう。

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